健康日誌

2018.01.06

明日は七草粥の日

明日は七草粥の日。

春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、これぞ七草。

ですよね。

春先に気の動きをよくするものを食べることで春に備える効能があります。ですので本来は旧暦で食べるほうがよいのかも。お正月に食べ過ぎて疲れたおなかを休ませる効果もあるので、明日食べるのも正解ですね。

スーパーでも七草粥のパックが売られています。パックには、大根とかぶの小さいものと、何種類かの草が入っています。

春の七草
セリ:セリ科。大腸・小腸の動きをよくして酒毒を除く。利尿作用・発汗作用・解熱作用もある。
ナズナ:アブラナ科。五臓の動きをよくし、目によく、胃の働きを助ける。
ゴギョウ:キク科
ハコベラ:ナデシコ科。おなかに滞った悪いものを出す。
ホトケノザ:キク科
スズナ:アブラナ科。カブのこと。消化を促し、気を下ろし、痰をはらう。
スズシロ:アブラナ科。大根のこと。生で食べると気を昇らせ、加熱して食べると気を下ろす。いずれの場合も消化を助け、身体にたまった毒や余分なものを排出させる。

どの草も消化を助け、身体にたまったものを排泄させる作用があるようです。
セリなどの香り(芳香成分)が身体に良いものもあるので、さっと湯通しして細かく刻み、出来上がったおかゆに載せるか混ぜるかして食べるのがよいでしょう。

ということで、明日の朝は七草粥を食べましょう!

(参考文献)
本朝食鑑
東方栄養新書 他