健康日誌

2017.09.26

足三里(あしさんり)

◎メジャー度ナンバーワン 足三里◎

誰もが聞いたことのある(と思われる)有名どころです。

ツボの世界でも 「四総穴」 という 「よく使うツボベスト4」 の中で 『お腹は三里でいける』 と言われています。

【場所】 膝のお皿に手のひらをあて、中指を骨に合わせたとき、薬指があたるところ。

【作用】 胃腸を丈夫にし、元気を補い、体内に溜まった余分な水分を除き、気をめぐらせます。

【どういう時に使う?】 胃痛や下痢、消化不良、吐き気などの胃腸の症状全般、身体が弱っているとき、膝や脚の痛み、だるさなど。おっぱいにも通じているので、エネルギーが少なくお乳が少ない人にも使います。

【豆知識】 松尾芭蕉の 『おくのほそ道』 の旅立ちのシーンにも出てきます。「ももひきの破れをなおして、笠の緒をつけかえて、足の三里にお灸をして・・・」 と旅の準備の様子がつづられています。

実際に長距離を歩く時やスポーツの前にここにお灸をしておくと、筋肉痛がましだったり持久力がアップしたりします。登山、サッカー、マラソンなどの前後にお試しください。