健康日誌

2017.11.13

おすすめ本「女性のための東宝養生新書」

2010年秋に出版された、東方栄養新書シリーズの3冊目です。

月経不順・不妊症・妊娠中のトラブル・産後のトラブルを中心に構成されています。

不妊症の方はほんとに多くて、治療に行くとすぐに薬剤療法や人工授精になるようです。

が、まずは子宮やその周辺の環境を整えましょう、ということから書き始められた本です。

漢方の目で見ると、子宮が熱すぎる・冷たすぎる・妊娠するためのエネルギーが不足している・・・などの理由で妊娠できない場合が非常に多いようです。

実際に鍼灸で不妊治療をしていくと、人工授精や体外受精の着床率が上がったり、妊娠を継続できる力がつくように思えます。

この本は、症状から自分の体質を調べて、原因や養生法・気持ちの持ち方・自分でできるマッサージやお灸などを知ることができます。

薬膳レシピも載っています。薬膳の材料はインターネットで注文できるものもたくさんありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

女性のための 東方養生新書/梁 晨千鶴