健康日誌

2017.10.10

かぼちゃ

もうすぐハロウィン! ・・ということで、今回はかぼちゃのお話です。

カボチャには西洋種と東洋種があり、現在スーパーなどでよくみられるのは西洋種のカボチャです。

西洋種のほうがつるんとしていて、東洋種のほうがボコボコしています。

黄色い色のもとであるβ-カロチンは西洋種の方がたくさん含まれています。

東洋種(和カボチャ)には葉酸がたくさん含まれています。(葉酸は赤血球の合成を助け、新細胞の生成に欠かせない成分です)

東洋医学的にみると、カボチャには潤いの性質があり、肌が乾燥する・のどが渇くなどの症状があらわれる「陰虚」 の体質の方に適しています。

反対に下痢気味の方、下腹部肥満の方、舌の苔が多い方(いずれも体に余分な水分がたまっている可能性が高い)には適しませんので控え目に。

★かんたんレシピ★ タマネギとカボチャのスープ

カボチャと相性の良いタマネギといっしょのスープです。スープにすることで、栄養分を効率よく摂取できます。油分が少しはいるので、βカロチンの吸収もよくなります。

①タマネギを薄くスライスし、弱火でバターで炒める。少し茶色になるまで。

②一口大に切ったカボチャを加え、全体に油がまわるまで炒める。

③水をひたひたまで加え、コンソメの素を入れて、強火で加熱し沸騰したら弱火にする。

④カボチャがやわらかくなったら、すりこぎやポテトマッシャーなどで粗くつぶして、味をみて塩コショウをする。

面倒な時は①のステップをとばして鍋にすべての材料をいれて煮ても大丈夫です。

カボチャの皮をむくとスープの色がきれいになります。ただし、βカロチンは皮により多く含まれます。