健康日誌

2026.04.04

春の眠気

【春眠暁を覚えず】

目覚ましが鳴っても、なかなか起き上がれない。 春になって、そういう朝が増えていませんか。

東洋医学では、春は「肝」の季節といわれています。 冬に内側に閉じていたエネルギーが、一気に上へ外へと動き出す時期です。 この「気の上昇」が強くなりすぎると、頭がぼーっとしたり、なんとなく眠かったり、イライラしやすくなったりします。

実際の体の変化として、気温が上がると血管が広がります。 末梢の血管が拡張することで血圧がやや下がりやすくなり、脳への血流が相対的に少なくなる。 あの春特有のぼんやりした眠気はそれが原因です。

山を歩いていると、春の陽気のなかで気持ちが良くて体がふわっと緩む感覚があります。

皆さんの体でも、同じことが起きているのかなと思います。

緩み過ぎるとそれがだるさや倦怠感につながってしまいます。

鍼灸では、こういった気の流れや血流のバランスに働きかけて緩みすぎた状態を少し引き締めることも出来ます。

施術後「朝がちょっとスッキリした」という声をいただくこともあります。

春のだるさは、体が季節をちゃんと感じているサインです。 うまくつきあいながら、この季節を過ごしてくださいね。